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タイ環境デー
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タイ環境デー

タイ環境デー – 12 月 4 日

 

世界環境デーは 6 月 5 日ですが、タイでは 1991 年以降、毎年 12 月 4 日を「タイ環境デー」として、公式に独自の環境デーを実施しています。この日は、植樹をしたり車の代わりに自転車を利用したりするなど、さまざまなイベントや活動が行われ、その認知度は年々高まっています。今年は、大手デパートやスーパー、セブンイレブンをはじめとするコンビニエンスストアが一日レジ袋を廃止するという取り組みを行います。現在、一部店舗ではより頻繁にこの取り組みが行われています。例えば、ヴィラマーケットは毎月 4 日と 14 日はレジ袋の提供を廃止しています。タイ環境デーの目的は、環境問題の意識向上です。

 

驚くことに、タイは世界で最も多くゴミを出す国のひとつで、世界ワースト 10 の中で第 6 位にランクインしています。一部の報告によると、タイで生まれるゴミの 3% 以上が最終的に海に流れ、徐々に環境を破壊しています。2017 年のタイ政府の報告によると、タイ人は一人当たり毎日約 8 枚のビニール袋を使っており、毎日約 5 億枚のビニール袋が一度しか使われずに捨てられています。毎年、1,980 億枚のビニール袋がすでにゴミであふれかえっているゴミ処理場や海に送られているのが現状です。

世界環境デー – 6 月 5 日

 

世界環境デー (エコデー) は国連が推進しているもので、毎年 6 月 5 日に実施されています。世界環境デーには毎年、地球環境問題に対する意識向上につながるテーマが設けられます。2019 年のテーマは「大気汚染」でホスト国は中国でした。

 

世界保健機関によると、世界では毎年約 700 万人の人が大気汚染が原因で発症する病気で亡くなっています。これはつまり、毎時間 800 人、毎分 13 人の人が亡くなっているということです。この 700 万人のうち約 400 万人がアジア太平洋地域の人々です。経済協力開発機構によると、2050 年までにさらに多くの人 (50~100%) が環境汚染が原因で亡くなることになると予想されています。

 

2019 年の世界環境デーでは、再生可能エネルギーと環境保全技術について学ぶよう、世界中の政府、企業、業界、地域社会、学校、人々に呼びかけます。大気汚染の最大の原因のひとつは車の排気ガスです。

 

タイもまた、他のアジア諸国と同じように大気汚染の問題に直面しています。特にここ数年、バンコクをはじめとする主要都市では、危険なレベルの大気汚染が発生しています。幸いなことに、大気汚染は防ぐことができます。最近ではこの動きを受け、政府の政策、制度、技術、投資、法律などにも変化が見られます。

 

世界環境デーについて詳しくは以下のページをご覧ください: https://www.worldenvironmentday.global/

#BeatAirPollution