水かけ祭りとしても知られるタイの旧正月のお祭り「ソンクラーン」。実際にお祭りに参加して水かけを体験したことはありますか?最近では路上で突然水をかけられることは減ってきたような気がします。それでも、本気で水かけをしたい人、全身ビショビショになるまで派手にお祝いしたい人、せっかくタイにいるんだから一生に一度は水かけを体験してみたいという人はたくさんいるはずです。太陽ギラギラで暑さも最高潮の4月は、水かけには最高の季節です!ウォーターガンを片手にいざ出陣!
おすすめの水かけスポット(バンコク周辺)
1. カオサンロード
足を踏み入れた瞬間から水かけで大盛り上がりの派手に盛り上がるエリア。観光客が多く、大音量の音楽に合わせて踊りながら、すれ違いざまに水をかけあう姿が多く見られます。
2. シーロム
BTS サラデーン駅を降りてすぐのアクセスの良いエリア。ソンクラーンの時期だけ歩行者天国に変わります。地元の人も多く、とにかくものすごい数の人が集まります。ちなみに、ウォーターガンがなくてもお店がたくさん出ているので、その場で買うこともできます。
3. プラプラデーン(サムットプラカーン県)
バンコクの隣にあるサムットプラカーン県、プラプラデーン地区では、通常の3日間のソンクラーンが終わった1週間後の日曜日に大規模なソンクラーンが開催されます。その規模はタイ最大とも言われています。地元の人が多くのどかな雰囲気で、パレードがあるのも特徴です。
4. サナームルアン
ソンクラーンの初日に、国立博物館から仏像「Buddhasihing」がこの王宮前広場に運ばれ、一般の人もこの仏像に水をかけることができます。カラフルな旗と花で飾られた砂の仏塔の建物を見ることもできるためおすすめです。
5. チェンマイ
チェンマイには、伝統的なソンクラーンと現代的なソンクラーンの両方を楽しめる機会がたくさんあります。旧市街の中心にあるワット・プラシンでは、市民が仏像に水をかけます。これは、儀式として仏像をきれいにすることで、ご利益を得るというものです。この時期、チェンマイ中のお寺で砂像彫刻が見られます。通常、お祭りの2日目に砂がお寺に運び込まれ、3日目の朝に彫刻と装飾が行われます。また3日目には、敬虔な仏教徒たちが伝統衣装を着て、お寺にお供えを持ってやってきます。お寺の中央集会所であるヴィハーンで儀式が行われます。敬虔な仏教徒たちは、家で年上や年配の家族に水を捧げます。現代的なソンクラーンでは、街中で水かけする姿が見られますが、特に城壁周辺で激しい水のかけ合いが繰り広げられます。若者たちは、水鉄砲と冷たい水が入ったバケツを乗せて、カバーをかけたトゥクトゥクを乗り回します。歩行者やバイクに乗った人たち、ピックアップトラックの荷台に乗った若者、通りすがりのあらゆる人の間で水かけが繰り広げられます。
6. プーケット
一日中お祭り騒ぎが続くプーケットのソンクラーンは、タイ南部最大と言われます。パトンビーチでは派手なお祭り騒ぎ、バングラー通りでは激しい水かけが繰り広げられます。通りには水を積んだトラックが溢れ、人々は水鉄砲、放水砲、バケツを手に水をかけ合います。
ソンクラーンを楽しむためのアドバイス
- 全身ビショビショに濡れても平気な服装で(ゴーグルをつけるのもあり!)
- 防水のバッグなどに貴重品を入れる
- 水をかけられても「サワディーピーマイ(新年おめでとう)」と笑顔で言う
- 動いているバイクには水をかけない
- 水鉄砲を持参する!← これ大事
水かけ祭りに参加できるというのは貴重な体験です。せっかくなら、思いっきり楽しみましょう。この時期は交通事故が多発するため、できるだけ公共交通機関を使うようにしましょう。ただ、濡れた状態でBTSやMRTを使うと、エアコンがガンガンにきいているのでご注意を。