1. バンコクよりも日本人が多いチョンブリー県
バンコクやパタヤ、チェンマイは日本人にも人気のリゾート地ですが、バンコクから車で1時間半の場所にあるチョンブリー県はご存知でしょうか?
チョンブリー県は元々、漁業を営む人々が静かに暮らしていましたが、1991年に国際貿易港が開港し、日本の自動車部品などの物流拠点になり、今では1,000人近くの日本人駐在員が住んでいます。駐在員の方のほとんどは工業団地に暮らしており、タイでも最大規模の日本人学校があることでも知られています。
2. 日本のレストランや居酒屋までが立ち並ぶ中心街
チョンブリー県の中心街を歩くと、驚くことに「居酒屋さくら」「日本海」「まとい茶屋」など、日本料理店や居酒屋、スナックなどが軒を連ね、日本の地方都市かと見まがうような風景が広がっています。日本人駐在員向けにHIS支社もあり、毎年秋には日本祭りが開催されます。
3. シラチャにある商業施設、「J-Park」
チョンブリー県の高速道路沿いにJ-Parkという商業施設があります。日本風の建物が立ち並び、週末は日本食を食べたい日本人駐在員や日本好きのタイ人で賑わいます。施設内には、コスプレを楽しむコーナーや日本庭園、金閣寺を模した建物まであり、子供も大人も楽しめる市民の憩いの場となっています。また、イオン系スーパーのマックスバリュやダイソーが併設されており、まるで日本にいるような感覚で買い物を楽しめる場所でもあります。
4. パタヤやバンコクとは一味違った体験
外国に住むと、日本食や日本の文化が恋しくなることもあります。けれども、タイは日本との交流が100年以上あり、地方都市でもこのように日本人にとって馴染みのある日本レストランや商業施設が立ち並んでいます。バックパッカーや観光客の多いバンコクや、リゾート地のパタヤとは一味違った場所に行ってみたいという方にはおすすめです。